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クラシックギタートップ割れ修理

写真ではわかりずらいですがトップのブリッジ下からブリッジ上部にかけて大きく縦に割れています。

割れている以外に大きく外に反り帰っておりこのまま圧着しても

隙間が開いて接着面が足りず接着できないぐらい超重症でした。

かなり乾燥していたのでまず、その反りをサウンドホール内から適度な湿気を与えて少しでも端正できるか

数週間放置。

いきなり水分を与えると、その反動で他に影響を与える場合があるので

少しずつ湿気を与える処方をしました。


後日、少々反りが戻ってましたが、やはり全てとはいかず

圧着の際、木粉で足りない部分を足す接着を施しました。

裏板からパッチも施し接着


接着の際、トップのふくらみがあるので

平面がでた当て板で補正しながら圧着していきます。

圧着後、凸凹部を端正するため平面だし

今回は板がどうしても外にかけて反りだしてしまっているので

平面だしすると塗装がとれ下地のシダー?スプルース?が出てしまいます。

 価格を抑えての修理依頼ですので

塗装はせず接着後そのまま終了ですが

割れ目にかけて縦筋で剥げている部分を中心に軽くタッチアップすることにします、

綺麗に修理箇所わかりずらく塗装するとなると全面塗装はがし後、再塗装しかないので

修理した跡がわかるタッチアップはあまり推奨しておりませんが

できるだけわかりにくく行いました(大きく塗装剥がれの場所は未塗装にしました)

タッチアップ後まだ下地出てる箇所(大きい塗装剥がれ場所)ありますが

このくらいだとちょっと味がある感じになった気がします(個人的に。。)。

塗装が落ちないようにクリアのラッカーで軽く塗装をし(これもサービスで施行(´;ω;`))

割れ部の凹凸が目立たなくなるまで平面だし艶出し(バフ掛け)して完成

角度によって割れ部、接着痕がわかりますが

かなり目立たなくなりました。


結局塗装もある程度してしまいました

ですがかなりわからなくなったので

良かったと思います


勉強代ということにして修理完了です


今回はかなり反り返っていたので平面だしで塗装が取れてしまいますが

大体の割れは塗装取れずにわれを目立たなくできることがほとんどです。





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