①ギターについて 弦は緩めて保管した方がいいの?
前回アコースティックギターのブリッジが弦を緩めないことによりはがれる場合がある お話をしました。 表題の件 率直に言って、緩めた方が良いです。 もちろん緩めなくても影響がないギターは世の中に実在しますが 基本は緩めることを基本と思った方が良いです。 緩めることによって生じるリスクも少なからずあります。 ですが張ったままのリスクのほうが多いのです 精密には そのギター個々によって癖があるので どれぐらい緩めた方が良いか張ったままでよいかなどは 当店でお買い上げいただいた際、お伝えするようにしています。 なのでケースバイケースです リペアマンに見てもらえる場合を除き! 一般的には緩めるのを推奨します。 さて 前回お話しした アコギのブリッジが剥がれやすいメーカーについてお話します。 私自身、ギターは1000本から1万本はみてきていますが はがれやすいメーカーはあります。 それを簡単に言うと 外国製ギターははがれやすく感じます メーカー名は控えますが大陸製、USA製などなど やすいからはがれやすいとか 高いからはがれにくいとかはありません。 なぜかは色


gibson J-45 ブリッジはがれ 再接着
ブリッジ剥がれ修理のご依頼です。 しばらく弾かずにケースに入れてままにしていたら ブリッジの角が 少し浮いている(隙間)とのことで再接着の依頼です。 少しの浮きなら作業はそこまで難しくもないです。 ですが今回作業を始めようと弦を外してみると、、、 今回はアジャスタブルサドルというサドル両隣につまみがあり サドルの上げ下げで弦高が変えられるサドルだったんですが それを外す際、 つまみをくるくる回していると なんとブリッジも綺麗に上に上がってきました なんとなんと接着はすべて外れていて アジャスタブルのつまみだけでサドルが止まっていたのです これは初めて見るレアケースです 弾いてるときにブリッジごと外れで飛んでこなくてよかったと思います。 なのでお客様にこのことを伝え ブリッジ全接着になりました。 作業完成の写真を撮り忘れていしまいましたが お客様には喜んでいただきました。ありがとうございます。 ちなみにブリッジが剥がれたり浮いたりする原因は 弦をチューニングしたまま放置することが最もの原因です。 湿度やら温度なども影響はなくもないですが 弦の張力に